中国北西部の甘粛省で、亜硝酸塩が混入された牛乳を飲んだ子ども3人が死亡し、35人が体調不良を訴えていることが分かった。新華社が8日伝えた。
新華社が地元当局などの話として報じたところでは、体調不良を訴えた35人の大半が14歳以下の子どもで、現在2カ所の病院で治療を受けている。
亜硝酸塩は、主にハムなど食肉加工品の発色剤や保存料として使われる添加物。問題の牛乳を出荷した農場2カ所は封鎖され、経営者らが捜査を受けているという。
中国では2008年、有害物質メラミン入りの粉ミルクを飲んだ乳幼児少なくとも6人が死亡し、約30万人が健康被害を訴えるなど大きな社会問題となっていた。
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